肥料のお話
世間では、どつきあい漫才が流行っているようですが、
私はあんまり好きじゃありません。
言って聞かせて分からん人に何を言ってもしょうがないこと。
周りのショップさんとか流通に関わる方とか、
みんなが協力して何とかすれば良いことで、
どつきあいしても困ってる人には何の利益にもならないんじゃないかな~
購入される方も、そのリスクを知って購入するのであれば自己責任だし、
知らされずに購入するのはショップさんの無責任だと思います。
なんて偉そうなことを言ってしまいました。ごめんなさい。
さて、肥料のお話しなんぞをひとつ
うちで使ってるあぐら用肥料と添加剤です。
まあ、皆さんお使いの代物とたいして変わらないと思いますが、
上の3種が現在使っている肥料で、それぞれチッソ、リン酸、カリの配合が違いますが、
化成と有機のどれも緩効性肥料です。
即効性のあるものとしては、ハイポネックス等の液肥類がありますが、
あぐらに使ったのは実験のときだけですね。
それで良いんだろうか?と思いつつ、数株に写真にない油かすや骨粉等々を
EM菌で発酵させた「ぱおスペシャル」なる怪しげな肥料を添加して見たんですが、
これが結構育ちGood!
これは別な機会にご紹介しますね。
下3種は各種添加剤で、左から各種微量元素(10000倍希釈で1リットル容器?10t?)、
トウモロコシを主原料に作られた植物用アミノ酸添加剤、右が土壌細菌がうじゃうじゃ
入っている土壌改良材です。
ちゃんと育ってるし色揚げもできてるので当面これで行こうかと・・・・
微量元素は色揚げ効果高いです。
肥料分にはそれぞれ役割があってどれ一つとして欠けると植物は育たないです。
http://www.sc-engei.co.jp/siru/s_hiryou.htm
また、勝手に直リンク住友科学園芸さんの製品PRも兼ねてるとのご理解で許してくださいね。
それぞれ、植物ごとに必要とするチッ素、リン酸、カリの割合が違う
様々な肥料が販売されています。
チッ素が不足すると葉や茎が軟弱になり、リン酸が不足すると開花や結実が悪く、
カリが不足すると根っこが弱くなる。ホント勉強になりますね~
そして、草によって好みがあるからそれぞれのスペシャル肥料がある訳ですね。
草を元気に育てるにはバランス良く! 偏食させてはだめですね。
じゃあどれが良いかと言われると、
とりあえず観葉植物用の配合でやっていくしかないですハイ
あとは成長の具合を見ながら、不足する養分を補給ですね。
アクア用の肥料をあぐらに使っている人は少ないと思いますが、
アクア用は魚の排泄物が硝酸塩(チッ素)になることを前提に
チッ素分がほとんど含まれていないため、
あぐらに単体で使うと成長障害を起こしてしまいます。
確か、チッ素含有はおこしなど極少数派だったはず・・・・・
さて、いろいろ使ってる肥料ですが、
植物の根はどのようを肥料分を吸収すると思います?
植物の根っこは1ミリ先の肥料を吸収できるか?
答えは×です。
根っこにくっついた肥料しか吸収しません。
根っこを伸ばして吸収するか、
人が灌水して肥料を根に届けてやらないと肥料を吸収できません。
この灌水も大事な作業になります。ハイ
この灌水についてはまた後ほど
ぱおの雑学講座になってしまいました。
初心者向けとご理解ください。
釈迦に説法でごめんなさい。