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本業はエキノドルス。いつの間にか葉っぱが大増殖。。。kn対策は飽きたので修了!
by kpaopao3724
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トケはじめたときの対応(私案)

ばおです。

細菌感染について、私なりの対処案をまとめてみました。
私案ですので、間違っていることもありますので予めご了承ください。

細菌感染を拡大させないために考えられる方法をお示ししますが、他にも方法があるはずですので、もし近くに詳しい方がおられましたら直ぐにお聞きになってください。

なお、アグリでは作物に病気が出たら周辺含めて株をポイして農薬で防除ですので、捨てられないあぐらをどうするか・・・・・・
無農薬・有機栽培をされている方の話しなどが参考になると思います。

とりあえず、kn便に限らずオネマがトケ始めたときは慌てずに対応してくださいね。

まずは、他の株への感染を防ぐことが最優先です。

いじりすぎると、たいていの場合は感染拡大を招いてしまうようです。
冷静に対処すれば、トケ始めた株も良い結果となることもあるはずです。

悪玉細菌でも、感染可能な数に増殖していないと他の株に感染しません。
いくつか細菌が残っていたとしてもそれが原因で爆発的に感染拡大する訳ではありません。

感染拡大の最大の原因は、
トケに触れた手で健康な草体に触れて細菌の塊を付着させてしまうこと。
トケを何とかしようとしてカットしたハサミなどの器具に付着した細菌の塊で健康な草体をカットしたりいじったりすること。

だと思います。

ですので、処理中に注意すべきことは、

☆トケ部分は細菌の塊ですので絶対触れない!
☆トケ部分から流れ出た液も細菌の塊なので触らない!
☆触れてしまったときは殺菌力のある石けん等で良く洗浄
☆使った器具は炎で焼いて殺菌
☆最後に汚染が疑われる器具類は大鍋で煮沸消毒


です。

第一に、トケを発見したときは、トケ部分に絶対触れないでください。
後から消毒できるステンレストレーや使い捨てトレーなどに鉢ごと静かに移動してから
作業を行ってください。
トケはじめたときの対応(私案)_a0314374_19531391.jpg

こんな容器がいいです。

トケ部分に触れてしまったときは、直ちに殺菌効果のある薬用石けんや消毒液で消毒してください。
くれぐれもそのまま罹患株の健康な部分や他の株に触れるようなことは絶対にしないでください。


1 溶けた部分の確認
 ①茎が土との境界部付近でトケた場合
 ②葉を含む上部からトケた場合
 ③茎の途中からトケた場合


2 ケース別対処法
 ①の場合
 既に根がトケている可能性が高いです。トケた根は細菌の巣窟ですので、
 健康な部分の処理が終わるまで鉢の底部にもふれないでください。
・ステンレスやスチール製のハサミを準備しガス台等で加熱
・熱いうちにトケた部分から数センチ上部の健康な茎の部分でカット
・カットした株は流水で洗浄(ゴシゴシは×傷つき逆効果)葉の裏側も流水で良く流し
 付着した細菌を洗い流す
・可能であれば消毒。
 ・・・・・殺菌剤の調整及び取扱いは後ほどアップします。
・トップジンMを切り口に塗ってカルス形成を促進
・人柱実験で紹介した一輪挿しにして簡易ペットボトル温室に入れて様子を見る。
トケはじめたときの対応(私案)_a0314374_19545487.jpg

こんな感じ

※ メネディール溶液に浸す等行っている方もおられるようですが、メネディールに殺菌効果は全くありません。
  水に浸すことによって細菌感染が拡大する可能性もありますのでご注意ください。

・次に根の部分にトケがないか確認し、無ければ茎の付け根のトケ部分に余裕を持って焼いたハサミでカット
・根にトケや黒ずみ半透明の変色がある場合は感染が疑われるので焼いたハサミで根を付け根からカット
・上部と同様に流水で良く洗い流し、新しいミズゴケ等に巻いてペットボトル温室に収納

※このとき、古い鉢やミズゴケは絶対再利用せず廃棄してください。
 中身は細菌の塊だと思ってください。
 根の部分は再発の可能性が高いようなので安易に触れないようにしてください。

②の場合
・葉だけの場合はトケた葉の付け根からカットし霧吹き等で周辺の葉を良く洗浄
 この場合、蒸れによる糸状菌感染でトケる場合がありますので見極めが必要です。
・導入直後のknおねまがこの状態になった場合、根に細菌感染があることを前提に処理
・ドリルを含む先端部全体または葉の付け根付近のトケは諦めて焼いたハサミで上部をカット
・根の状態を確認してトケや変色が一部であれば健康な根の部分を残してカット
・根の状態を確認してトケや変色が大きければ土との境界部から余裕を持ってカット
・カットした草体を流水で洗浄
・茎だけの場合はトップジンMを切り口に塗って簡易ペットボトル温室で伏せ木
・根が残っている場合は一輪挿しにして簡易ペットボトル温室に入れて様子を見る。


③の場合
 knおねまがこの状態になった場合、①と②を組み合わせて処理。
 kn株以外の場合メンテナンス中に大元の感染株から感染した可能性があります。
 他に感染している株がないか良く確認してください。
・トケ上部の処理は①と同じ
・トケ下部の処理は②の根の部分と同じ

処理が全て終わったら、再度使用する器具類は10分間以上、煮沸消毒してください。
トケはじめたときの対応(私案)_a0314374_20195662.jpg



いずれの場合も、他の健康な株に感染を拡大させないことが第一ですので

隔離が最優先になります。

安全が確認できるまで隔離してください。

不幸にもトケに悩まれている皆様の一助になれば幸いです。
また、他に良い方法があれば是非ご教示ください。
by kpaopao3724 | 2013-08-12 20:27